色々迷いながら描いた絵です。正直、まだ迷ってる(笑) アリオーンをちゃんと描いたのは多分初めてです。 本当は二人の髪の色を入れ替えたい(もしくはアリオーンの髪もアルテナと同じ濃さに したかった)んですが、聖遺物の継承者は基本的に遺伝子が強くて代々容姿が似る という設定なので(特に色素。髪とか瞳の色)、アルテナの髪の色を淡くする事が出来 ず、結果的に二人の違いを出す為にアリオーンの髪の色を淡くする事に。 色々と不遇な二人ですが、最後にはちゃんと幸せになって欲しい。 アリオーンとの一件がきちんと片付くまで、アルテナに本当の笑顔が戻る事は無いと 思うんです。 憧れであり、目標でもあった兄が、実は血の繋がりなど全く無く、それどころか親の仇 の子だった。リーフやフィンの手前感情をあまり表に出すことはありませんが、本当は 解放軍の中に在っても、心細く寂しい思いをしていたんじゃないかと。 リーフはその辺の事情を全て察した上で、アリオーンに兄としてではなく、一人の男と して姉の下に戻って欲しいと懇願しに行くんですね。(『紅い空と大地の上に』参照) 2007/02/15 |