#31 〜 #35
#31 仕組まれた聖戦 |
グラドスタワーの前で祈りを捧げる聖女隊。明らかにニューヨークへ入った時よりも増殖しています。 志願してくる女性たちが後を絶たないんでしょうが、男性の参加は認めてないんですかね?(^_^;)ようやく グレスコに謁見を許して貰えたのに、坊ちゃんの介入でぶち壊しです。ル・カインが此処ででしゃばってこ なかったら、もしかして大人しくグレスコが軍を退いたかもしれないのに。そう言えばギウラさんとは違って グレスコ提督はジュリアの事を覚えていた模様。本名をフルネームで呼んでたし、一兵士から聖女になっ た経緯も尋ねてたし。やはりこれが人の上に立つ者の資格ってやつですか? この期に及んで、まだロアンの部屋に行っちゃえるアーサーってかなり凄いと思います。やはりまだ彼を 地球人の味方だと思いたい、という考えと、自分じゃ判らない上層部の情報を聞き出す為と両方の狙いが あるのだとしても。私だったら二度と近付かないよ(笑)ロアンって優等生タイプのくせに、やたら腕っ節も 強いんだもん(^_^;)絶対テニス以外にボクシングの心得もあったに違いない…恐ろしい子だ。わざわざア ーサーの前で資料を見せたり、ル・カインの真意を話したり…ロアンも色々大変です。 『脳がはち切れそうだぜ』ゴステロの迷台詞再び。ジュリアを殺す事が楽しみで楽しみで仕方ないそうで す。地球人の為に死ぬ事よりも、こんな壊れた奴に殺される事の方が未練だろう(^_^;)デビッドが間一髪 駆けつけた時に、本っ当に一瞬ですがロアンが良い顔します。あれが彼の本当の素顔。 シモーヌがSPTを初めて実戦で操縦。やはり三年前にエイジに教わっていたのが利いたのかしら?それ にしてもデビッドもですが、二人して結構な高さから放り出されているにも関わらず無傷です。あの高さか ら放り出されて右腕一本ついて着地したら、絶対腕の骨を折ると思うんだけどな〜(^_^;)此処は重力の小 さい月や火星じゃないんだからさ。それを言い出したら二部に入って以来、エイジが異常に身軽なのも気 になってるんだけどさ…一体何メートル後方宙返りしてコックピットに乗り込むんだ、エイジよ(笑) |
#32 ああ、ゴステロ |
ル・カインの逆鱗に触れて独房に放り込まれるゴステロさん。『コイツの舌は二メートル伸びて、先に毒が あるから三メートルは離れてろ』と言われて、見張りの兵がマジでビビッてます(^_^;)舌はともかく、確かに 腕はその程度伸ばそうと思えば伸ばせるのよねぇ…それにしても幾ら具合が悪そうだったとは言え、のこ のこと独房に近付いてしまうこの兵士は、やはり見張りには適していなかったんじゃないかと…気の毒な んだけど、近付くなってわざわざ言われてるのに。合掌。 ジュリアさんの軍籍が未だに残っている事が判明。『退役します〜』って止めた訳じゃないんだから、まあ そりゃそうか(^_^;)エイジだって同じだろうし。捕まれば逃亡罪で処刑ですか…軍隊って怖い所なんだね。 そのジュリアの事が気になって仕方の無いル・カイン。寝ても覚めても頭から離れない・・・人はそれを一目 惚れと言うんですよ、お坊ちゃま(笑) ジュリアが攫われた事を報せに来たアンナとマッシュ。マッシュはゼーゼー言ってますが、同じように走っ て来たアンナはケロッとしてます。むむ、意外に基礎体力があるのか、普段文化矯正隊から逃げるのに走 に慣れているのか(笑)文化矯正隊から逃げる時は、必然的に手荷物が多い(本とかも一緒に持って逃げ るので)ので、ウエイトトレーニングになってたりして。あと前回撃たれたデビッドの腕が全然治ってない所 を見ると、やはりゴステロは投獄されてすぐに逃げたようです。うかうかしてたら処刑執行されちゃうし。 ジュリアの事を心配するエイジの顔を見るアンナの表情がちょっと微妙。この時点で彼女とエイジが姉弟っ て事を知らないから、『そんなにあの人が心配なの?』っていう感じかな。 またしてもレイズナーのV‐MAXバリアでジュリアが助けられます。だから一体、どういう原理なんです か。傍をヒュンヒュン飛んだだけで、第三者をバリアに包む事が出来るの?何か納得行かないです。そし て『途中まで送って頂戴』って、エイジがジュリアに使われてます(笑)移動の足が無いから仕方ないんだ けど、なんか微妙な姉弟関係が垣間見えたような気がして妙におかしかった(^_^;)きっと昔から、お姉さん の頼みとか快く聞いてたクチじゃないのかな。 |
#33 死機隊の挑戦 |
死鬼隊の面々がお勉強会です。但し仲が悪いのであまりはかどっていない模様。何とか作戦を取り纏めて ル・カインに『お願い文書』=『追加武装申告願』を提出。あっさり許可されてますが、あの指輪型印章って どういう原理なの?レーザーなのか焼きゴテなのか…あ、でも焼いちゃったら穴が開くか(^_^;) ぶっちゃけた話このお話は半分がSPT戦で、残りの大半は壊れたゴステロの暴走です。なので、あまりツッ コミ所がありませんでした(^_^;)敢えて言うなら『V‐MAXの使えないレイズナーが結構押され気味で、ダメ ージ喰らって呻くエイジが見れるよ』って事くらいでしょうか(そんな感想嫌だ・苦笑) |
#34 狙われたアンナ |
ウロウロと歩き回りながら本の朗読をするアンナ。足音が耳につくし落ち着かないから、座るかジッとして読 んで欲しいと思うのは私だけですか?残念ながら彼女の読んでいる本の出典は判りません。タイトルの文 字は何とか読めるんだけど、全然思い当たらない(^_^;)地下工場でさり気なくデビッドがシモーヌを口説き ながら?走っていくのが楽しいです。ほとんど挨拶みたいな感覚で、日常的に口説いてるんじゃないか? だからあんまり真剣に相手して貰えないんだよ(^_^;) 強制移住させられて人気の無くなった町の廃屋を隠れ家にするのは良いとして、そこで夜に火を焚くのは どうかと思います、アンナさん(笑)秋〜初冬の設定だから寒いのは判るんだけど、赤外線センサーで探し たら『見付けて下さい』と言わんばかりの無謀さだと思うぞ。 エイジとデビッドがアンナの所に向かいながら、『早く行ってやらないとなー』とか言いながら談笑してるの がいい感じです(^^)デビッドにとってはアンナって妹みたいなもんなんだろうな〜。エイジにとってのアンナ は…そうだなぁ、漠然と『大事な人』?仲間としての意識以上に『守るべき人』っていう想いはあるんだろうけ ど、それを恋だとか愛だとか、そんな風には敢えて考えていないような気がします。今の自分にはもっと大 事な事(=地球をグラドスの支配から解放する)があるから、自分一人の事を考えている場合じゃない、っ て感じで。でもシモーヌにアンナの居所が死鬼隊に知れたって聞かされた時のあの『本当か!?』という狼狽 ぶりが、彼の本音なんだと思います。 アンナはを守る為にシモーヌとデビッドが銃を撃ちまくってますが…撃っても撃っても当たらない二人の射 撃の腕にツッコむべきか、当たっても当たっても堪えない死鬼隊の二人が凄いと言うべきなのか。とにかく 当たらないし、当たっても死にません(笑)一体本当にどうなってんの(^_^;)きっと死鬼隊の二人が身に着 けてるプロテクターが異常に頑丈なんだろうけど。とりあえずボーンを相手に大奮戦して、アンナ達を守っ てくれたガウに一票(笑)そんなガウを忘れずに回収して来てくれたエイジにも一票。よくもまあ、あ んなガシャガシャの現場に居て無傷だったなぁ(^_^;) アンナとマッシュの無事を確かめた時のエイジの声の掛け方が、三年前の彼を何となく思い出させました。 今の口調だと『二人とも無事か!?』って言いそうなんだけど、この時は『二人とも無事だね!?』って言ったんで す。あとデビッドに階上を見に行ってもらう時も、今は『お前は上に』って言ってもおかしくないのに、この時 は『君は上へ』って言うんですよ。これってただの脚本さんのミスなのかなぁ?(^_^;)個人的には脚本家さ んの作為であって欲しい…(アンナが絡んでいる時には、割と少年の頃の自分が出る、みたいな。考え過 ぎ?)ところでエイジのトンファーって何で出来てるんだろう…伸縮自在だし、どんな物を殴っても変形一つ しないし、銃弾まで弾き飛ばす上にレーザーが当たっても赤くなるだけ(注・レーザー云々はこの先の話で 出て来る)なんですが…(笑) そして第一部から何となく出番の続いていたギウラさんでしたが、このお話で見納めです。生きてる筈なん だけど、なし崩し的に出番無くなっちゃったんですね(苦笑) |
#35 グラドスの刻印 |
前回までの前振り(三年前のグラドス侵攻の様子)から打って変わって、初っ端からダッシュな展開です。 いきなり輸送機で南米クスコに向かってますが、エイジ達を行かせる為に犠牲者続出。どうせ呼ぶ羽目 になるんだから、最初っからレイズナーで行けやと思うのは私だけでしょうか。しかしこの急展開に、 第三クール半ばでの打ち切りの影響が如実に出ている気がします。とにかくやっとかなきゃいけないエピ ソードだけでも流しとけ!…みたいな(^_^;)出発間際にグラドス軍に襲撃されるわ、乗ってた飛行機は墜落 するわで散々なエイジ達ですが、飛行機墜落の憂き目に遭った割には、エイジもアンナも元気だなぁ(笑) 当たり前のように拳銃一つアンナに手渡し、『危険だから此処に居ろ』と言って一人行ってしまうエイジです が、私だったら大蛇やら大猿やら吸血ヒルが出そうなジャングルに一人置いていかれるくらいなら 例え危険でも人間相手の発掘現場に特攻した方がマシです(泣)それにいきなり非戦闘員のアンナ に銃を渡したって、使えるとは思えないんだけど…最低限、身を守れる程度にはデビッドが教えてたのかし ら?アンナも『扱えない』とは言わず、不承不承ながらも普通に受け取ってたし。でもやっぱり一人で待って るのに耐えられなくなって、エイジを追いかけて発掘現場に下りていってしまいました。うんうん、気持ちは 判るよ。周りで『ウホッ』とか『シャーッ』とか、訳の判らない生き物の声が聞こえてきてちゃあねぇ(^_^;) 発掘現場の主任は、何とあのカルラでした。懐かしいな〜(笑)彼女がこの発掘を指揮してるって事は、も しかしてゲイルが健在なら、彼がここの現場監督をしてたって事…?(^_^;)それはそれでちょっと泣 けてくるかも…部下と一緒に肉体労働に励むゲイルって、普通に似合いそうでちょっと笑える…流石に蜥蜴 くらいじゃ悲鳴もあげませんでしたね。それにしてもエイジを殺すのはこの私って…ゴステロといいル・カイ ンといい、大人気だねエイジ…(苦笑) 警備兵に見付かり、めいっぱい顔を殴られたうえに腹に蹴りまで入れられてしまうアンナ。ギリギリと歯を食 いしばってその様子を見てるエイジが怖いです。尺の都合上さっくりワンカットで済んでますが、きっと彼女 を殴った兵士は一層丁寧に殴り倒したんではないかと(^_^;)三日間くらい生死の境を彷徨う程度に(笑) ギウラさんは部下だったジュリアの事をすっかり忘れてましたが、カルラは三年前に一回顔を見たきりの アンナの事をちゃんと憶えてました。ジュリアよりアンナの方が遥かに容姿が変わってるのに。女性の方が 人の容姿(特にエイジの仲間だし)をよく憶えてるって事なんでしょうか?(でも私はあまり覚えてません) それにしてもいくら下がある程度柔らかかったからとは言え、あれだけの高さから落下してアンナが足を挫 いただけって…しかも途中から足を挫いてるのも忘れてるみたいだし(後で走ってジャンプまでしてた・笑) さて、遺跡の地下に落ちてからは、インディー・ジョーンズも真っ青な罠の数々が手ぐすね引いてお待ちか ねです。だから遺跡で出っ張りを押したり、台に上ったり、置いてある物を動かしちゃいけないん だって!!ああ、やっぱり文化矯正隊の焚書や文化財の没収で、インディ・ジョーンズシリーズのビデオとか も見てなかったんだろうなぁ(笑)溶岩の海に繋がる坂、回転床(底は溶岩)に落ちてくる針天井、トドメは部 屋ごと溶岩の中に落下。こんなアクション映画を通り越してパニック映画の様相を呈している状態で、なお もゲイルの仇を討たんとエイジの命を狙うカルラって、忠義が厚いよね(^_^;) しかしエイジが何度も回転床の事を『どんでん返し』って言ってるんですが、それでカルラにも通じるのか な?(笑)語呂もあまりよろしくないから、出来れば回転床と呼んで欲しかった。自分を連れて一緒に飛ぶ のは無理だから一人で行ってくれと言うアンナの頬に、『おまじないだ』のキス。ぐはっ…!!(笑・砂を吐い たらしい)エイジったら、エイジったら、一体何処でそんなこっぱずかしい事を憶えたんですか!?(ハッ、入れ 知恵したのはもしやデビッドか!?(^_^;))結局二人で一緒に回転床の軸に向かってジャンプ。二人の初めて の共同作業です(笑)しかも重量の差かエイジがこっそり失敗してるんだけど、落ちてきた針天井に回転 床が引っかかってギリギリセーフ。相変わらず神様に愛されてますな(#14参照)。 そして遂に運命のアンナ大告白シーン。…が、予告とOP時のハイライトにはしっかり入っていたのにも関わ らず、実際の告白は爆音にかき消されて実際にエイジの耳に届いたかどうかは不明なまま。多分、聞こえ てたんじゃないかなと思います。もしくは前後の遣り取りで、彼女が何を叫んだか察しがついたとか。その 上で敢えて『何も聞いていない』風を装ったんではないかと。変に意識しちゃうと、かえってギクシャクしそう ですもんね、この二人(^_^;)あー…でも床の爆破で必死だったから、素で気付いてない可能性も無きにしも あらず…(笑)そう言えばアンナに向かってエイジが『僕』って言ってました。うーん…『俺』との境界線は何 処なんだろう?人が変わったような形相のアンナに一度至近に弾を撃ち込まれてからは、すっかり大人しく なったカルラさんでした。それにしても、相変わらず伸縮自在のトンファーだなぁ(^_^;)どうやって袖に隠した のか、コマ送りにしてもよく判らん(笑) アンナが自分の素直な想いを叫ぶシーンのあるいいお話なのに、作画が微妙なのが気になる…(^_^;) |