Act.1 Mwu &
Murrue
まずはSEEDの最終回、及び最終回1話前において一番納得の行かなかった(笑)フラガの救済SSから。
これは、受け止める人によって捉え方は様々だと思うんですよ。TV中のエピソードとして、設定上死んだ者を
生きているように扱うのは如何な物か…とか。でもフラガが好きだと言う人の、10人に9人くらいまでは、『彼
のあの最期はあんまりだ』と感じたと思うんです。かく言う私も、その一人でした。
どうしてあそこでフラガが死ななくてはいけなかったのか。どうして二度も、マリューが恋人を亡くさなくてはい
けなかったのか。そのどちらに対しても、どうしても納得がいかなかった。
もしかしたら『ガンダムW』の時のようにビデオシリーズでも出たならば、『実は生きてました』なんて話がある
かもしれません。事実、偶然にもフラガ役の子安氏が声を当てていたWのゼクスも、死んだと思われていなが
ら(…でも、ファンの大半は生きてると思ってたと思う。私もそうだった・笑)生きていましたしね。
でももしもこのままだったなら?…あまりにもマリューが救われません。そして、ムウも。
だからこそ、最終回前後でモヤモヤしてしまっている全ての事を詰め込む形で、この『未来幻燈』は出来上がり
ました。書き始めた時は、まさかこんなに長いお話になるとは思ってなかったんですけども……(^_^;)
ヘルメットについてのムウのジンクスが、取ってつけたような物であるのは、これはもう仕方ありません。実際
取ってつけたような設定ですから(笑)それでも彼があの状況で、例え仮死状態でも命を繋げたのは、あの機
体を設計したのがマリューだったからだと思うんです。もう二度と、自分の大事な人を戦場で喪いたくない。
その彼女の想いが可能な限りコックピットを頑強に設計させ、結果的にムウを救った。私はそう思っています。
ところでマリューが最後にムウに言った台詞が、ディアッカに言ってみれば?と言われたまんまの台詞だって
気付いてました?(^_^;)
Act.2 Athrun &
Cagalli
事実上、Act.1のフォローが半分程入ってしまいましたが……フラマリュ編では詳しく触れなかったフラガ救
出の下りを、アスランの視点で語ってみました。
アスランは、本当はもうプラントに戻る必要性は無いんですよね。それどころか、戻ったらかえってややこしい
事態に陥るんではないかと。既にザフトに実体は無いとは言え、反逆兵みたいなものだし、『ザラ議長の長
子』と言う事もありますし。
それでも彼は心身の整理をする為に、一度はプラントに戻るんじゃないかなと思ったんです。特に作中には書
きませんでしたが、彼が持ち出して来たかったのは、子供の頃の写真とか。お母さんが存命であった頃の写
真や、小さな頃のキラと撮った写真。そしまだ『家族』であった頃のお父さんの写真も。
キラとの写真は、カガリに見せてあげたいってのがあるんですけど。
自分には特別なカリスマも無いし、経験で物を語り、それで第三者を動かせる程の実績も無い。迎える家族
を亡くし、帰る家を手放し、生まれ育った国を離れる決意をしたアスランが、最後に望んだ事はカガリの傍で生
きる事。自分がコーディネーターである事を始めとして、今までの色んな事を全部一度まっさらにして、ただの
一人の人間として彼女の傍で生きたかった。
戦いながらも自分はこれからどうすればいいんだろうと、ずっと考えてはいたんだと思います。本当はまだ決心
がついていなかったんだけど、不意に思いが纏まったのは、フラガの蘇生を待つ間のカガリとラクスの言葉を
聞いたから。
どんな形であっても生きていてくれればいいと言ったカガリと、大切な人の為に生きたいと言ったラクス。
そのどちらの言葉にも光を示してもらって、アスランの決心は固まったのでした。
ちなみにアスランの『地球の夕陽が見たかった』云々のエピソードについては、GIFT&PRESENT部屋に置い
てある『微笑』と言うSSで語っております。(キリ番リクでお友達のサイトに差し上げたSSです)まだカガリと出
逢っていない頃のアスラクSSですが、『微笑』を書いた時には既にこのSSの構想は頭にあったので、その伏
線のつもりで仕込みをしたお話です。
Act.3 Kira & Lacus
エピソード的に一番悩んだカップルでした。お互いを想いあってはいるんだろうけど、何と言ってもキラにはフレ
イの存在がありましたし。でもフレイを、『キラを縛る存在』としては書きたくない。まず、それが頭にありました。
このお話では、ラクスの持つ神性のようなものを前面に出しています。慈母を思わせる超越した優しさ。相手
の全てを受け容れて、負の感情、暗い想いも、全て認めてあげられるような懐の深さを。
実際の彼女はキラやアスラン、カガリと歳の変わらない16歳の女の子。果たしてここまで超越したものを彼女
一人に求めてしまってもいいのかとも思いましたが、敢えてラクスにはその重責を引き受けて貰いました。
過去にどんな事があったのだとしても、その全てが今のキラを作る過程だったのだと認めてしまえる彼女の強
さが無い限り、本当の意味でキラが解放される事がないと思うんです。敢えて作中ではフレイの名は出しませ
んでしたが、彼女の存在を知った上で、なおかつ『彼女の想いを忘れないで』とラクスの口から言わせました。
亡くなった者をいつまでも想い続ける事は、必ずしも生き残った者に良い影響を与えるとは思いません。それ
でも亡くなってしまったからと言って、その相手の事を全て忘れてしまう訳ではないですよね?忘れる事も辛い
のならばせめて記憶の片隅に留めて、キラには前向きに生きて欲しいと言うラクスの想いが、上手く表現出来
ているといいのですが。
あとは何となく宙に浮いていたアスランとの婚約。事実上破棄と言う事なんでしょうが、はっきりとラクスの口か
ら『白紙に戻す』と言って貰いました。その上でアスランもカガリも大切な友達だから、幸せになって欲しいと…
いい子ですよね、ラクスって。(ほろり)
それにしても、アスランとカガリはよーーっくお寝(やす)みのようで。すぐ隣で、キラが泣いたり笑ったりしてる
のに、ひたすら寝続けている(^_^;)
あれはフリではなく、本当に寝こけてます。今までの緊張やら不安やらが払拭されちゃったんで、安心しきって
二人で爆睡状態。時間軸としてはAct.2の少し後ですが、二人で話してる間にどちらともなく寝ちゃったんです
ね。遠足帰りのバスの中の小学生を想像して貰えば、雰囲気としてよく判るんじゃないかと。まあ例え途中で
目が覚めてもあの状況では寝たフリしてたでしょうけどね(笑)そのくらいは大人な訳ですよ、二人共。
Act.4 Arnold
キララク編の次はディアミリ編だった筈なのに、急遽滑り込ませてしまったノイマン×ナタル…(笑)これはまさ
しく出来心以外の何物でもない、自分にとっても意外な展開でした。他所のサイトでノイナタを知って(それまで
仕官カップルは本気でフラマリュしか眼中に無かった)ああそれも悪くないなぁ…と(笑)入れようと決めたら、
書き上がるのは速攻でしたね。
冒頭の手紙の部分では、敢えてノイマンの恋人が誰だか判らない書き方を狙いました。まあ、何となく察しは
ついたかもしれませんが(^_^;)ナタルの男言葉は、あれは軍人としての彼女の姿だと思っています。恋人の前
での彼女の姿と言うのは、多少気の強い所はあるにしても、ごく普通の女性だったと言う事で。手紙も女性口
調にしています。
私の書く物にしては、珍しく彼らは悲恋に終わります。出来れば幸せにしてあげたかったんですけど、これ以
上の無理はお話が破綻してしまうので、どうする事も出来ませんでした。フラガとは違い、私の文才ではナタ
ルまで救済する事は出来なかったんです。
そもそもノイナタだけを独立させていた訳ではなく、元はディアミリ編の前にちょろっと挿入した形になっていま
した。しかしディアミリとは余りにも筋が違うと言う事、悲恋と言う形で、他のとは一線を画した作品になった事
もあって、これは独立させた方がいいだろうと。急遽短編ではありましたが、第4話目として独立させました。
でもナタルは亡くなっているので、二人で築く未来は存在しない。だからサブタイトルはノイマンの名のみとなっ
ています。
あまり詳しく作中では語っていませんが、転属命令が出た時にナタルにプロポーズしてるんですね、ウチのノ
イマンは。でも返事は、その時点では貰っていなかった。今度会ったらその時に返事を聞かせて貰う約束で、
そのままになってしまっていたんです。ナタルはその返事を、転属間際に手紙に書いて彼の私室のデスクに
残して発った。ナタルの家は代々軍人の家系で、下士官との結婚を認めて貰うのはかなり難しかったと設定
しています。とても慎ましい付き合いだったので、気付いてたのはムウくらい。これは別に現場を押さえたとか
ではなく勘で察してしまってた。それをマリューに話した事があったから、彼女はノイマンに謝罪したんです。
フラガが死んだと思って泣き崩れたマリューと、そのマリューに恋人を撃たれたノイマンはある意味同じ立場。
だけどノイマンは、ドミニオンが撃たれた時にも皆の前では涙一つ見せなかった。
だからこそ、艦橋で一人声を殺して泣くあのシーンを入れました。
謝罪の言葉一つだけ残して立ち去ったマリューを、どうか責めないでください。彼らも職業軍人ですから、死に
対しての覚悟はあった。AAが逃亡艦となった事で、かつての友軍と戦う覚悟もあったんです。でもマリューも
ナタルもノイマンも、自分自身の感情と全クルーの命を、秤にかける事なんて出来なかった。特に二人の関係
を知っていたマリューは辛かった筈です。例え、自分の恋人が撃たれたのだとしても。
マリューがドミニオンを撃つ際に流した涙は、ナタルに対してのものでもあったのだと、今は思っています。
Act.5 Dearka &
Miriallia
自分の手掛けたこの一連のSSに限って言えば、フラガ復活と同じくらい力の入った二人でした(笑)自分の中
にも漠然としたイメージはあったんだけど、ちゃんとした形に纏まっては居なかった。ディアッカがどうしてAA
に残ったのか?ミリアリアが気になった…と言うのは、間違いないんでしょう。でもそれを一目惚れとか、単に
ミリアリアが気になった言う表現では済ませたくなかった。今まで自分が信じて守ってきた、その全て裏切るん
ですよ?人の心って、そんなに単純ではないと思うんです。
彼をそこまで衝き動かしたのはなんだったのか。自分の言葉がミリアリアを傷つけてしまったと言うのも、理由
の一つだと思います。でもトールの死以後、ミリアリアが笑っていないような気がして(とか言いながら、何処
かで笑ってたらどうしよう…(^_^;))、このお話が出来ました。
ミリアリアは、この時点でまだトールの事を引き摺ってます。ディアッカが好意を寄せてくれている事も、自分の
為にAAに残ってくれた事も、察してはいた。だけどそれを認めてしまえば、自分の中からトールの存在が消え
てしまうような気がして、彼女はその事実が怖かったんです。
心の何処かで、まだトールの死を認められていない。なのにディアッカの存在が心に占める割合は日に日に
大きくなっていて、それがトールに対してもディアッカに対しても裏切りのような気がして、トールの死を認める
事もディアッカの存在を受け容れる事も拒んでいたんです。
だけどそれじゃ誰も救われない。自分の心に嘘をついちゃいけないと、ちゃんと言葉にして言ってくれたのはサ
イでした。彼もフレイを喪っているから、その言葉はミリアリアの心に響いたんですね。言葉が届かなくなってか
ら後悔しても遅い。今ならまだ間に合うから、素直になれと。よく考えてみればミリアリアの同期?ってキラを
除けばもうサイしか居ないんですよね。
キラも色々な経験をしたけど、この場合はサイの言葉の方が響くと思い、彼に手を差し伸べてもらいました。
最後のディアッカの手紙については、結構変な事で悩んだり…(笑)話し言葉と、文字として言葉に残す文章っ
て違うじゃないですか。ディアッカの話す言葉は何となく想像がつくんだけど、『手紙……?(笑)』って感じで。
アスランとは逆で、彼は必ずプラントに戻るだろうと私は思ってました。もっと言っちゃえば、戦争が終わって
ミリアリアを守ると言う大義名分が無くなってしまえば、AAに残る理由がないんですよね。もっともそれは彼が
AAに残った時に自分の中で折り合いをつけた結論であって、戦争が終わった時点とでは感情も状況も大きく
違ったとは思います。
でも現実問題として彼にはちゃんと両親も帰る家もあって、一度はちゃんと無事な姿を見せておかないといけ
なかった。他にも彼なりの色んな理由があって、プラントに戻る事を決めたんです。ミリアリアにAAを去る事を
言い出せなかった理由は手紙の通り。でもちゃんと『会いに行く』って約束してるのが、彼らしいかなと思うんで
すけど。
Act.6 Three years after
……で、3年後です。始めは1年後くらいにするつもりだったんですが、1年では各国の復興具合とか色々と難
しいかなと思い直し設定変更。3年も経てばある程度直すべき所は直したりして、落ち着いて来てるだろうとい
う事で。
まずフラマリュですが……すみません、ムウが暴走してます(^_^;)マリューさん溺愛されてるから、後から後から
お子様が…(笑)うん、でもね。それもこれも生きてるからこそ為し得る事なんですよ。こうなったら彼等には5人
でも6人でも産んでもらって、是非戦後の人口増加に貢献して貰いたいと思います。『よし、任せとけ!』『産む
のは私よ、ムウ!?』ってな阿呆な会話が、今でも頭の中を廻ってたり…(^_^;)ちなみに娘と息子が一人ずつです。
この時点では(笑)
次にアスカガ。それに伴い、ミリアリアやフラガが働いている学校について。作中で触れた通り、ミリアリア達の
勤務先である学校は、アスランが無償でオーブに提供した彼の私財を元に設立されました。『ザラ学園』とか名
付けられそうですが、勿論彼が嫌がるのでそんな名はついてません。一応カガリが校長で、理事がアスラン、
校名は妥当に地名を取った物で。
この2人は、結婚させとくべきか婚約で済ませるか、微妙に悩みました。でもまあ、この時点で二人共まだ19
歳ですし。アスランの素性の事もあるので、国民の理解を得る為にも時間を掛けた方がいいかなと。
20歳になったら慎ましい式を挙げて、夫婦二人でオーブの再建に尽力してくれると思います。
次にノイマン。出来心でお話が入った為に、ここでも急遽出番が増えた人(笑)ついでに大事な伏線の手伝いを
して貰ってます。彼がナタルの墓に参るのをいつにしようかなーと考えてた時の、第一候補はドミニオンが沈ん
だ日でした。でもそれって、結局フレイの亡くなった日とか同じでしょ?そんな日にうっかり参ろうもんなら、他に
も大勢参ってる人がいたりして(マリューとかキラとか)、ゆっくり感慨に耽ったりしてる場合じゃないなと(笑)
次に考えたのは月命日。しかし果たして西洋文化やオーブ圏に月命日の概念があるかどうか疑問だったので
これも没。結局ナタルの誕生日と言う事に落ち着きました。
しかし調べてみると、ナタルの誕生日ってクリスマス・イブ(笑)なんとまあ、いじり易くて扱い難い日に(^_^;)色々
考えた挙句ミリアリアがクリスマスにフレイとトールの墓に参ってた事にして、ノイマンと接触して貰いました。
ついでにクリスマス・イブの設定はディアミリの伏線にも使う事に。人生臨機応変って大事です。
キララクについては、実はあまり突っ込みようが無くて。ずっと遠距離恋愛が続いてる状態です。で、技術交換
プロジェクトを名目にして、やっと会いに行けた(笑)この二人はどうなるのか、実はまだちゃんと考えてなかっ
たりします。いずれ一緒にはなるんだろうけど、仲間内では一番遅いかも。ただ何となく、彼らはプラントに住む
ような気がします。何だかんだ言って、ラクスはなかなか新体制の代表から外して貰えそうもありませんし。
でも彼女ならちゃんと公私の区別をつけて、キラとの時間も大切にすると思います。何年か後に生まれた子供
連れてオーブに遊びに来て、アスランとカガリの所の子供とか、フラガとマリューの子やディアッカとミリアリア
の子達と一緒に和気藹々(笑)結局この辺もちょっとだけ最後に書いちゃいました。わはは。
そして、Act.5で宙に浮いたままだったディアミリのフォローをば。
本当は他のカップルの話は彼等の会話でさらりと流すだけのつもりでした。思いのほか書き込んでしまったの
で、あの長さに。ディアミリ自体も長くなったしね…(^_^;)だって、本当はディアミリのフォローがメインだった筈な
んだもの(笑)
ディアッカがずっとミリアリアに連絡しなかったのは、作中で言ってる通り、まあ男の意地です(笑)やっと軍人
ではない自分に自信が持てたから、イブにオーブに降りて速攻でプロポーズ。ようやくミリアリアの笑顔を見せ
てあげる事が出来ました。
ディアッカの父親については、設定が二転三転。始めはあまり政界には興味の無い科学者にしてたんですが、
反ナチュラルの急先鋒らしいと言う設定を某サイトで発見したので、急遽変更。更にその後公式ガイドブックで
実は穏健派寄りの中立と判明。ちまちまとその辺の設定を微修正しました(笑)
母親については完全にオリジナルです。親から反対された結婚って、絶対に苦労する筈なんですよ。『結婚す
るお互いだけが納得してれば親の賛成が無くてもいい』なんて言ってるうちは、まだ人生舐めてます。双方の
両親を始めとして、色んな人の援助を受けながら結婚生活って成り立ってるんですから。
だからディアッカの父親がミリアリアを嫁と認めない以上、絶対に母親には彼女の味方になって欲しかったん
ですね。『主婦は家庭の太陽』と言う言葉をあるドラマで聞いたんですが、全く同感です。ミリアリアの明るさが
喪われない為の布石として、ディアッカの母はミリアリアに対して(ナチュラルにも)肯定的な立場になって頂き
ました。
余談ですが、この一連のSS書き始める前に真っ先に頭に浮かんだのは、ディアッカを平手打ちするミリアリア
でした…(笑)セットでハンカチをべちっと顔に叩きつけるシーンも。だからあれは彼の運命だったんです(^_^;)
最後に。それぞれの章の背景に使っている画像の色は、何となくではありますが各カップルに関するイメージ
で選びました。フラマリュ→フラガの瞳(深い蒼)アスカガ→アスランの瞳(緑)キララク→ラクスの瞳(淡い蒼)
ノイナタ→ナタルの口紅(深い紅)ディアミリ→ディアッカの瞳(紫)3年後→ミリアリアの瞳(青緑)…ですが、明
るいイメージにしたかったので白背景に青緑の模様を選択。始めは全てこの後記と同じ物を使っていたんです
が、変な所でこだわってしまいました。はは(^_^;)
大好きなカップル達が幸せになれるようにと、それだけを思いながら出来たお話です。
(フラガが死んでいる)あの最終回にどうしても納得が行かなかったという、ただそれだけで、まさかここまで長
いお話を書くとは自分でも思っていませんでした。
SEEDが好きな人の数だけ、その受け止め方も在るとは思いますが、少しでも読んで頂いたSEEDファンの心に
響く作品になっていたらと思います。ここまでお付き合い頂き、本当にどうもありがとうございました。
麻生 司
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