貴方の強さ　貴方の優しさ

抱き締めてくれた腕　今も憶えている

ありがとう

貴方の笑顔　貴方の温もり

私を守ってくれた　傍に居るだけで

泣きそうな私に　いつだって

泣くなよって、言ってくれたでしょ

困ったような貴方の顔　今も憶えている

約束の言葉　一片（ひとひら）残して

貴方は私の永遠になった

それは終わりではなく

いつか再び出逢う貴方へと

続く　未来への道標（みちしるべ）

冬の凍えた大地に抱かれ

種は芽吹く春を待つ

いつの日か時が満ち

新しい命として生まれ出ずる

約束の　その瞬間（とき）まで……

コメント

えー……これはガンダムSEEDの最終回一話前を見て、あまりの事態の急展開に呆け、
突発的に書いた詩です。
久し振りに書いたよ詩なんて……でも、どうしても書きたかった。
多分判るかと思いますが、マリュー→ムゥです。

最終回がまだ残されていますから、もしかしたらフラガ少佐は生きてるのかも知れません。
でも宇宙空間で乗ってたMSが完全破壊されて、壊れたヘルメットだけが漂っている状態で
は、生還は厳しいと言うのが現実でしょう…
それでも『あの漂っていたヘルメットは予備よ、予備！』と言う前向きな一部の意見に一縷
の望みを託し、取り合えず最終回を待つ事にします…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　麻生　司

※背景素材　『月世界への招待』よりお借りしました。